ニホンオオカミ
 学名(Canis lupus hodophilax )英名(Japanese Dwarf Wolf) 中国名(日本倭狼)
分類 哺乳類・食肉目(ネコ目)・イヌ科
生息年代 第四紀(1910年に最後の記録)
生息地域 日本(本州、四国、九州)
体長 95〜114cm
本州、四国、九州に見られた小型のオオカミです。1905年1月
に奈良県東吉野村で捕獲されたのを最後にその後の記録がありません。
(今では1910年の福井県で捕殺されたオオカミが松平試農場の日記
の記録などから、ニホンオオカミと断定されている)
肉食獣は夜行性のものが多いですが、このニホンオオカミは昼間も
行動をするため日中でも遠吠えが聞かれたそうです。あまり大きな
群れをつくらず、2〜3頭で行動し、岩穴を巣として3頭ほどの
子を産んだそうです。
また人が縄張りに侵入すると縄張りの外に出るまで後を付けてきた
そうです。これが「送り狼」という言葉の由来です。

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