ネットスパイダー

(イラスト / 川崎悟司  )
分類 節足動物門・鋏脚綱・クモ目・アミグモ科
生息年代 2億年後
生息地域 アフリカ(中央砂漠)
体長 2cm
2億年後はすべての大陸がかたまり、超大陸パンゲアを形成しています。
そのため、内陸は激しく乾燥し、広大な砂漠がひろがりました。
その環境下でクモの仲間であるネットスパイダーが現れました。
彼らは砂漠や荒地に穴を掘り、6本の脚とその脚の間に残りの2本の脚で
器用に糸を張り、穴を塞ぐような格好で長時間にわたり動きません。
これは地中から出るわずかな蒸気(水分)を獲得するためで、
張り巡らされた糸にはたくさんの水滴がたくさんでき、その水滴が流れる
先の口で水を摂取します。
また水の集めることができることで、獲物を誘き寄せることができますが、
その逆に、この水を目当てでやってくる捕食者に食べられることも
しばしばあります。

(解説 / 川崎悟司 )

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