ナックルスハンド | |
(イラスト原案 / ブラックドラ ) (イラスト / UME ) |
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分類 | 棘皮動物門・新星型類・五脚目・腕転亜目・ハンドラー科 |
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生息年代 | 2億年後 |
生息地域 | オーストラリアの砂漠地帯 |
全長 | 20cm |
人の手のようなものを五本持つ新星型類です。 その中の一種がこのナックルスハンド、砂漠に 進出した棘皮動物です。 ナックルスハンドは体中にボタン状の粒がついています。 このボタン状の粒は管足が変形したものです。 よく見るとそのボタン状の粒の表面にもっと細かい穴が 無数にあり、ここから空気を体内に取り入れます。 体内に取り入れた空気で、昼は夜に吸い込んだ冷たい空気を、 夜は昼に吸い込んだ暖かい空気を粒の中にためて体温を 温めたり冷やしたりしています。 彼らの体の部位でもっとも目立つのは五本の人の手のような もので、その先の指の部分は管足が発達したものです。 この腕で側転して広い砂漠で短時間で食べ物を見つけるため に高速で動いているのです。 砂漠にポツンポツンと点在している植物を見つけると 腕でわしずかみ手で口に食物を届けます。 (解説 / ブラックドラ ) |
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