ナジカバトラクス(インドハナガエル)
 学名(Nasikabatrachus sahyadrensis
分類 両生類・無尾目(カエル目)
生息地域 インド南部
体長 7cm
現存のどの科にも属さない新種のカエルです。
膨らんだ胴体に、スッポンのように突き出た鼻先が特徴の
このカエルは恐竜の栄えた中生代から生息していたと言われる
原始的なカエルで生きた化石の1つです。
目は小さく、水掻きは未発達で水中で生活するのではなく、
1m以上の深い地中の中で生息し、雨季の繁殖期にだけ、
地上に現れます。かかとの足の骨の形やDNAの解析から
インドから3000キロ離れたセーシェル諸島の固有種
「セーシェルガエル」が最も近縁で、かつてはインドと
セーシェル諸島、マダガスカル島はアフリカ大陸の一部であった
理由のひとつになります。

恐竜 化石
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