ナッハツェーラ | |
(イラスト / ひろうす ) |
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分類 | 哺乳類・翼手目・ヘラコウモリ上科・チスイコウモリ科 |
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生息年代 | 500万年後 |
生息地域 | 南米、北米 |
体長 | 70cm |
チスイコウモリが大型化、肉食化したもの。 飛行をやめたことで大型化し、生息域も北米まで広まった。 前肢の皮膜はなくなり猿のように腕渡りで移動する 樹上性の擬似遠類となっている。 シッポも退化したが手足にはわずかながら皮膜が残り、 滑空というほどではないが高所から落下した時の衝撃を やわらげる事が出来る。 退化していた歯牙や消化器官は肉類を食することでかなり 発達している。が、まだそれほど頑丈ではないので主に 柔らかい内臓や腐肉を食する。 小型の獲物は前肢で押さえつけ捕らえるが、大型の獲物を 狙う場合は睡眠中に誘眠物質を臭腺より放出して深く眠らせ 鋭い前歯で手首などの太い血管のあるところを切り裂き 麻酔作用と血液凝固防止作用がある唾液を塗りつけながら深く 切り裂き、獲物が出血死するか充分に衰弱するとその肉を食べる。 ナッハツェーラという名前は吸血鬼の仲間で死骸などを食べる 妖怪からきている。 (解説 / ひろうす ) |
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