サンキャクホッパー(ミツゴロウ) | |
(イラスト / ひろうす ) |
|
分類 | 魚類・硬骨魚綱・スズキ目・ハゼ科 |
---|---|
生息年代 | 1億年後 |
生息地域 | アジア |
全長 | 10〜15cm |
トビハゼから進化して、ほぼ陸生になった魚類。 全身は角質のウロコで覆われ、足には骨質の爪状の突起がある。 胸鰭は前足に、シッポは途中で左回りに90度ねじれて後ろ足 に変化している。(6〜7パーセント右側にねじれた個体も存在する) 指は前足6本、後ろ足は右側三本左側4本の7本指。 脊椎の一部は融合して骨盤を形成しつつあり、後ろ脚の部分の脊椎は キリンの頚骨のように一個づつが長くなり 強力な筋肉を付着させる突起もあり、関節も太くいわゆる手足の骨の ような外形に変わっている。 鰓は空気呼吸用に咽頭、消化器から筋肉の膜で隔離され「エラ肺」または 「袋エラ」と言われる構造になり鼻から吸入した空気は食道からエラ肺を 通ってわき腹の排気口より出る。 (大きな餌を食べる時は排気口から呼吸することで窒息を防ぐ) また、エラブタの骨がエラ肺を包むように変化し「エラ肋骨」を形成、 呼吸運動をを助けている。 腹ビレが変化した擬似ペニスを持ち体内受精と卵胎生で繁殖し、 一度に10数匹の子供を出産する。繁殖期にはオス同士が「シャチホコ」 の体勢で威嚇し合い小ハーレムを形成する。 餌は昆虫、小動物でジャンプし捕食する。 (解説 / ひろうす ) |
★このページは「古世界の住人」の一部です。
検索などで来られた方は
トップページへどうぞ。