メソニクス  属名(Mesonyx
分類 哺乳類・無肉歯目・メソニクス科
生息年代 古第三紀(始新世)
生息地域 ヨーロッパ、アジア、北アメリカ
体長 1m
蹄を持った哺乳類といえばウシやウマのように平和な植物食動物
を思い浮かべますが、オオカミに似たこのメソニクスは足の指先
に鉤爪ではなく、蹄が見られます。俊敏な足をもち、植物食の有蹄類
を捕らえていたと考えられます。頭骨の特徴など形態的な分析から
クジラの祖先とされていましたが、DNA分析から偶蹄目(カバやウシ
など)がクジラの祖先であることが有力になっています。
パキスタンで化石が発見された ロドセタスなどの クジラ目が メソニクス類
ではなく、初期の偶蹄類より進化したことを明確にしています。  

恐竜 化石
ティラノサウルス・恐竜なら化石セブン

    




★このページは「古世界の住人」の一部です。
検索などで来られた方は トップページへどうぞ。