マッコウクジラ
 学名(Physeter macrocephalus) 英名(Sperm Whale )

分類 哺乳類・クジラ目・歯クジラ亜目・マッコウクジラ科
生息地域 世界じゅうの海
体長 8〜20m
ハクジラの中では世界最大で3000mも深海に潜る能力を備わって
おり、1時間以上も潜ることができます。頭部は体長の3分の1を
占めていて、頭の中には「脳油」という油の詰まった巨大な器官が
あります。この器官には特殊な機能がいくつかあり、1つは水中での
浮力調節につかわれます。鼻道から海水を入れて脳油を冷やし、比重を
大きくし、垂直に潜ります。
もう1つの特殊機能はイルカなどのハクジラ類がもっている音をだして
跳ね返ってきた音で物体の距離や大きさなどを知る「エコーロケーション」
というもの。マッコウクジラの場合は脳油器官の形を変形させて同様な
ことができ、この脳油器官の大きさにもなると強烈な音を一点にぶつける
ことができ、獲物を離れたところから気絶させたり、殺すこともできた
のではないかという研究者もいます。

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マッコウクジラの直系の祖先は
アウロフィゼター

恐竜 化石
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