マジュンガサウルス
 学名(Majungasaurus atopus ) 中国名(瑪君顱龍)

分類 恐竜・竜盤目・獣脚亜目・ケラトサウルス下目・アベリサウルス科
生息年代 白亜紀後期
生息地域 アフリカのマダガスカル
全長 7m
南半球(ゴンドワナ大陸)で進化した獣竜、アベリサウルス科の仲間
です。頭部は短めで骨のコブをもち、ガッチリとしてカルノタウルス
に似ています。完全な頭骨が発見されるまで堅頭竜だと思われていた
ため、体つきは堅頭竜に似ていて、胴が太く、背中は平らでした。
また肋骨や背骨には同じ仲間の歯型が残されている化石が発見され
仲間同士の共食いは珍しいことではなかったと考えられているが、
仲間を殺して食べたのか、死体を食べたのかはわかっていません。
また、脊椎骨は鳥類の空洞化した脊椎骨に似た構造をもっており、
鳥類のような呼吸システム(気嚢)を持っていたといわれています。
このマジュンガサウルスとマジュンガトルスという恐竜がいましたが、
完全な頭骨の発見により、両者は同一の恐竜であることがわかり、
先に命名されたマジュンガサウルスに学名が統一されました。

ブログ記事(恐竜の肺〜鳥類の気嚢を持つ恐竜発見!)

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