コケヤドカリ | |
(イラスト原案 / アタワルパ ) (イラスト / 川崎悟司 ) |
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分類 | 節足動物門・甲殻綱・十脚目・異尾下目・ヤドカリ科 |
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生息年代 | 500万年後 |
生息地域 | 南アメリカの森林地帯 |
全長 | 100cm |
ヤドカリが海を捨て、陸に進出し、巨大化した姿。 主に木の洞で生活し、普段はその長い尾をどくろを巻く ようにコンパクトに丸めている。木の洞から地表を見張り、 下に通る動物を見つけると、急降下して襲い掛かり洞に 引きずり込んで食べる。このヤドカリの狩をする一瞬と、 繁殖期以外は滅多に地表に降りないので、体にはコケや シダの葉が生えている。これは木に擬態することで獲物に 悟られるのを防ぎ、捕食者の目をあざむくのに適している。 また繁殖期には巣となるより大きな洞を求めてオスによる 巣の奪い合いが多発する。 (解説 / アタワルバ ) |