コブダイ
 学名(Semicossyphus reticulatus )英名(Bulgyhead wrasse )
分類 魚類・硬骨魚綱・条鰭亜綱・スズキ目・ベラ科
生息地域 日本南部、朝鮮半島の海、南シナ海
体長 80cm
その名のとおり、額と下顎の発達したコブが特徴です。
このコブは成長したオスに顕著に現れ、昔はオスとメスは
別の種類と思われ、メスは「カンダイ」と呼ばれていました。
今ではオスもメスも地方によっては「カンダイ」という名で
通っています。
一夫多妻の魚でオスはハーレムを持ち、縄張り意識が強いため
縄張りに侵入した他のオスと激しく闘争をします。
子供の魚には体に白いラインが入っており、縄張りに入っても
成魚のオスに攻撃されることはありません。
また成魚のオスにも縄張り争いで負けると子供の頃にあった
白いライン模様を出し、争った相手のオスは攻撃しなくなります。
食性は肉食で貝類や甲殻類など殻の硬いものを大きなアゴの奥に
ある咽頭歯という臼状の強力な歯で殻ごと食べます。

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