コビトマンモス(ピグミーマンモス)  学名(Mammuthus exilis

分類
Classification
哺乳類・長鼻目・ゾウ科
Mammalia, Proboscidea, Elephantidae
生息年代
Fossil range
第四紀(〜3700年前)
Quatemary
生息地域
Habitat
ウランゲリ島(ロシア)、セントポール島(アラスカ)
Wrangel Island (Russia) , Saint Paul Island (Alaska)
全長 1,4〜2m
島に住むマンモスで、島という隔離された環境に適応したマンモスです。
島では限られた食料資源のため、体はとても小さくなっており、本種に
限らず、島に住む動物は体が矮小化する傾向にあるようです。
(ネズミのような小さな動物は逆に大型化する傾向にある)
マンモス はおよそ1万年前に絶滅したといわれていましたが、
このコビトマンモスはマンモス属の最後の生き残りだったと言われ、
ウランゲリ島のコビトマンモスは3700年前頃(紀元前1700年頃)
まで生息していたと言われています。
氷河期が終わる頃の1万年前、ウランゲリ島などは大陸と陸続きでしたが、
気候が暖かくなって、海進が起こり、孤島となったウランゲリ島に
一部のマンモスが島に取り残されて生き続けていたようです。




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