コバンイカ

( イラスト原案 / 自然派 )
( イラスト / 川崎悟司 )
分類 軟体動物・頭足綱・十腕目
生息年代 2億年後
生息地域 地球海(沖合)
全長 20cm(腕を含まない)
非常に小さく貧弱な体つきをしているが、触腕は極端に長く、
最大に伸ばすと1.5メートルほどにもなる。
このイカは自力で泳ぐことはほとんどせず、触腕の先端で
大型海洋生物の体に引っ付き、しがみついて暮らす。
彼らのえさはプランクトンである。宿主となる大型生物が泳いでいる
ときに、普段はしっかりと縮めている触腕を精一杯にのばし、
そして他の腕を傘のように開く。このとき、コバンイカの体は網の
ような形になる。こうすることで、自分で泳ぐことなく獲物をとり
しかも広大な地球海を移動することができる。同種の間での争いが
激しく、あまり群がって一体のホストにくっついていることは無い。
彼らの繁殖は、宿主の繁殖と同じ頃行われる。この時だけは
雄は宿主から離れ、雌の居る別の巨大生物の所まで
行かなくてはならない。

( 解説 / 自然派 )

恐竜 化石
ティラノサウルス・恐竜なら化石セブン




★このページは「古世界の住人」の一部です。
検索などで来られた方は トップページへどうぞ。