キンチャクガニ
 学名(Lybia tessellata ) 英名(Boxer Crab )
分類 節足動物門・甲殻綱・十脚目・短尾下目・オウギガニ科
生息地域 インド洋〜西太平洋
全長 8〜15mm
英語で「ボクサークラブ」と呼ばれ、両方のハサミには
常にイソギンチャクが挟まれています。敵が近づくと
イソギンチャクを挟んだハサミを振り上げ、威嚇します。
また、このイソギンチャクには刺胞という毒液発射の
マイクロカプセルをもっていて、敵に向けると武器に
なります。
カニは左右のハサミを使ってエサをちぎって口に運びますが
イソギンチャクを挟んだこのキンチャクガニはイソギンチャクに
エサを付着させて口に運ぶようです。これによって、
そのイソギンチャクもそのエサのおこぼれをありつくことが
でき、両者の共生関係が成り立っています。

ブログ(カニのハサミは使い方いろいろ)

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