カツオノエボシ 学名(Linophryne lucifer ) 英名(Portuguese Man O' War ) |
|
Tweet |
|
分類 | 刺胞動物門・ヒドロ虫綱・クダクラゲ目・カツオノエボシ科 |
---|---|
生息地域 | 世界中の暖かい海 |
大きさ | 10cmほど |
ヒドロ虫の仲間で、多くのヒドロ虫が集まってできた生命体です。 遊泳力は持たず、「帆」のついた青色の透き通った浮き袋で浮かびながら 風を受けて海面を移動します。日本では太平洋沿岸に カツオが到来 する時期に海流にのってやってきて、浮き袋の形が烏帽子に似ていること から「カツオノエボシ」と呼ばれています。また「電気クラゲ」という 別名もあり、触手には強い毒をもっており、刺されると強烈な電撃 を受けたかのような激痛が走り、刺された場所は腫れ上がって長時間 の痛みを伴い、アレルギー反応のひとつ、アナフィラキシーを 起こして、ショック死する危険性もあるといわれています。 カツオノエボシの生死にかかわらず、毒は物理的刺激で発射されるため、 浜辺で打ち上げられて死んでいるカツオノエボシを触って、毒をくらって しまうこともあるため、注意が必要です。 |
★このページは「古世界の住人」の一部です。
検索などで来られた方は
トップページへどうぞ。