カブムシ | |
(イラスト原案/かとうわたる ) (イラスト / UME ) |
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分類 | 節足動物門・昆虫綱・甲虫目・コガネムシ科・カブムシ亜科 |
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生息年代 | 2億年後 |
生息地域 | オーストラリア |
体長 | 4cm |
カブトムシに似ていますが違う系統のコガネムシ科の 甲虫から進化した種です。♂♀共に同じツノを持ちます。 乾燥地域に生息し、カブに良く似た「ミライカブ」を主食にします。 乾燥地域においてこのカブは貴重な水分と栄養であり、発見すると 持ち上げ安全な所まで持ち歩きます。 持ちきれない大きさのカブは後ろ向きに引きずります。 幼虫も成虫も「ミライカブ」を食べ、成虫はツノで傷をつけた カブの汁を下についた口で吸います。 メスは地中に埋めたカブに卵を産みつけ、幼虫はそのカブを食べ育ちます。 「ミライカブ」は幼虫に食べきられる前に株を増やすので生息域を増やし、 共存関係が築けています。 自分の好みの場所にカブを持ち運ぶのは目立つため、移動中に草食の生物に カブを取られたり、カブムシ本体が食べられてしまうなど、カブの持ち運び はあまり効率的と言えません。 メスにプレゼントするためのカブを持ったオス同士が対面した場合、 激しいカブチャンバラが行われます。 (解説 / UME ) |
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