イルミナ | |
( イラスト / オパビニマニアJ ) |
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分類 | 軟体動物門・頭足綱・スルメイカ目・ヒカリヒロビレイカ科 |
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生息年代 | 5000万年後 |
生息地域 | 深海 |
体長 | 140cm |
イルミナは、特に発光器を発達させた深海性のイカである。 腕のうち4本の吸盤部が変形し、多数長く伸びたその先端に それぞれ1つずつ発光器をつけている。 この発光器は、3〜5色ほどに色を変えることがわかっている。 この光に寄せられ、小型の遊泳性の甲殻類が常にこのもつれるように 発達した発光器柄の間にたむろしており、それを狙った捕食性の生物を、 イルミナは捕らえている。 また、この甲殻類は、イルミナの発光器が小型の生物に食べられそうになると、 それを追い払う行動をみせ、どうやらイルミナとの間に共生関係を 成立させているようである。 ほとんど光が差さない深海の環境に、このイルミナはひときわあでやかで、 「エクスツリー(X−tree)の別名ももっている。 ( 解説 / オパビニマニアJ )
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