イリオモテヤマネコ 学名(Prionailurus bengalensis iriomotensis )英名(Iriomote Wild Cat ) |
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分類 | 哺乳類・食肉目・ネコ科 |
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生息地域 | 西表島 |
全長 | 40〜50cm |
西表島のみに生息するヤマネコで、ネコ科動物では 世界最小の分布域になります。生息数はわずか100匹前後 といわれており、特別天然記念物として保護されています。 島民の間では昔から知られていましたが、新種のヤマネコと わかる学問的発見は1967年で、野生ネコの新種の発見は 70年ぶりことで20世紀最大の生物学的発見とまでいわれました。 最初は独立種として「Felis iriomotensis」と記載されましたが、 遺伝子研究により大陸に分布するベンガルヤマネコと近縁であり、 その1亜種として「Prionailurus bengalensis iriomotensis」 という学名が今ではよく使われています。 夜行性ですが、昼間活動することもあります。小型哺乳類や 鳥類、爬虫類とあらゆるものを捕食します。 よく木に登り、ネコ科動物としては珍しく水は嫌わず、 潜水して魚を捕らえることもできます。
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