イダテンコガシラワニ 学名(Crocodylus Vayus) 英名(Leopard Crocodile ) |
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( イラスト原案 / 海洋芽鷹 )( イラスト / 川崎悟司 ) |
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分類 | 爬虫類・ワニ目・クロコダイル科 |
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生息年代 | 500万年後 |
生息地域 | オーストラリア |
全長 | 150cm |
ワニの中でもとりわけ地上での疾走が速いジョンストンワニが、 その足の速さを狩りに生かして、 チーターのように進化した 生き物です。まず軽量化の為、頭部は小さくなり、尾は細く なっており、急な方向転換に役立ちます。 顎の噛む力は弱くなりましたが、ヘビのような折りたたみ式の牙(毒は無い) を持ち、獲物の首を刺すと言う一撃必殺技を習得しました。 足は細長くなり、全体的に華奢な体形になった他、血も気温に 左右される変温から、左右されにくい高温に進化しています。 その速度は、時速95kmをマークし、南米に生息する地上性の猛禽類の 仲間をも上回ります。一方水泳能力はイヌ程度になっています。 主に荒地や草原に単独で暮らし、 ディアラビーなどの草食動物を捕食します。 狩りの成功率は高いものの、 ウルフバットの群れに獲物を横取りされる こともしばしばあるようです。目の上についている角状の突起はオスに しか無く、これが長いとメスにもてるそうです。 和名の由来は小さな頭と、足の速い仏法の神から、学名の由来は ペルシャ神話の風の神にちなんで名づけられました。 ( 解説 / 海洋芽鷹 )
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