フキモドシイカ | |
(イラスト原案 / レサレサ ) (イラスト / 川崎悟司 ) |
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分類 | 軟体動物門・頭足綱・テラスクイド類・プチメガスクイド科 |
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生息年代 | 2億年後 |
生息地域 | 旧北アメリカ地域近海の群島 |
全長 | 1m(尾のような胴体を含めず) |
主に中途半端な高さの木が密生する孤島で 適応した陸生頭足類です。 普段はゼンマイ状にまかれているこの尾ような胴体は、 内部が海綿状の空洞になっていて肺につながる気管をもち、 これを通じて大量の空気が送り込まれると胴体ははち切れん ばかりに膨らんでシュルシュルと伸び、4m以上の高さ まで届きます。このあと、イカの胴体先端についていたヒレが 変形した捕獲器で果実を包むようにつかむと、低い「シュッ」 という音とともに尾の中の空気が抜け、胴体は再び元の ゼンマイ状に収縮します。 ちなみに近くに木がないのに尾をしきりに伸ばす個体が まれにいますが、これは風邪を引いているため、くしゃみが 尾の中に吹き込まれた結果だと思われます。 和名は「吹き戻し(縁日などで売っている、息を吹き込むと 伸びる紙製の笛)」が由来です。) (解説 / レサレサ ) |
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