フグ  学名(Takifugu
分類 魚類・フグ目・フグ科
生息地域 海(温帯から熱帯にかけての沿岸)
全長 トラフグ(70cm) クサフグ(16cm)
シマフグ(60cm) アカメフグ(28cm)
もともとフグとは「ふく」とよばれ、腹を膨らませることからその名
が付いたといわれています。また口から水を吹き出す習性から付いた
という説もあります。英名でもパッファー(paffer)とよばれ、語源的
には「吹く者」という意味です。
上記のイラストは水や空気を吸い込んで膨らんだ状態で描いています。
驚いた時などに「膨張嚢」とよばれる機構で水を吸い込み、腹が膨らむ
のですが、その吸い込む水の量は体重の4倍に及ぶこともあります。
フグの体内には「テトロドトキシン」という猛毒があることで有名
ですが、種類によって体のある部分が猛毒であったり、無毒であったり
と様々です。下にふぐの種類による毒の分布を表にまとめます。

フグの種類による体内の毒の分布表
×××は(猛毒) ××は(強毒) ×は(弱毒) ーーーは(無毒)
種類 精巣 卵巣 肝臓
トラフグ ーーー ×× ×× ーーー × ーーー
クサフグ × ××× ××× ×× ××× ×
シマフグ ーーー ×× ×× ーーー × ーーー
アカメフグ ーーー ×× ×× ×× × ーーー
★クサフグをほとんど食べられるところありませんね。(^^;

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