ホラアナグマ
 学名(Ursus Spelaeus ) 英名(Cave Bear ) 中国名(洞熊)

分類 哺乳類・食肉目(ネコ目)・クマ科
生息年代 第四紀後期
生息地域 ヨーロッパ、アジア
体長 3m
現生の ヒグマに似ており、それ以上に大きな体をしていました。
これは氷河期の寒い時代に生きるために体を大きくしたものと
考えられます。おそらく、知られているクマの中では最大級です。
主な特徴は長い犬歯をもち、額が突き出ていて、肩がかなり盛り
上がっていました。
このホラアナグマの化石は洞窟で多く発見されることからこの名前
がついたのですが、これは洞窟の中で冬眠をする際に雪解け水が
洞窟に流れ込んで溺死したといわれています。また当時の洞窟を
住居にしていた人類がこのホラアナグマを食料としていたので、
その残りの骨が洞窟で化石になったという意見もあります。




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