ホモテリウム(シミターキャット)
 属名(Homotherium  ) 英名(scimitar cat ) 中国名(似剣歯虎)

分類 哺乳類・食肉目(ネコ目)・ネコ科
生息時代 第四紀
生息地域 アフリカ、ヨーロッパ、アジア、北アメリカ
体長 1m
剣歯ネコ マカイロドゥスの1種から発展したと考えられ、
剣歯は薄く鋭利な形をしていました。かなり成功したグループで
アフリカ、ユーラシアから北アメリカまで分布を広げており、
よく若いゾウを襲っていたと言われています。
前足は後足より長く、その体型は ハイエナを思わせ、その姿は
ハイエナと ライオンの中間の姿をしていたと考えられています。

<追記 2008/8/14>
南米ペネズエラの180万年前の地層からもホモテリウムの化石が
発見されました。アフリカ大陸、ユーラシア大陸、北米大陸だけに
生息していたといわれましたが、これにより南米大陸にも生息して
いたことが確認されました。

<追記 2022/12/3>
シベリアの永久凍土で3万2000年前の幼獣のミイラが発見されました
幼獣は暗い毛色をしていました。


サーベルタイガーの代表的な種、 スミロドンとの頭骨比較。
スミロドンは剣歯が大きく、待ち伏せ型の肉食獣であるが、
ホモテリウムは獲物を積極的に追いかけるハンターだった。




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