ヒオリテス  (Hyolithes ) 

分類 軟体動物門?
生息年代 カンブリア紀〜三畳紀
生息地域
全長 1〜4cm
古生代を通じて生息していたヒオリテス類は
フタのついて円錐形の殻に、ヘレンズとよばれる
2対の湾曲したヒゲ状のものをもつ動物です。現存する
他の生物種のどれも似ていないため他の生物との
類縁関係は不明で、軟体動物、腹足動物などの意見が
ありましたが、1500点以上の化石標本を解析した結果、
触手のある摂食器官をもつことが確認されて、触手冠動物
の1種であることがわかりました。触手冠動物とは現生種で
いう腕足動物や箒虫動物などが含まれます。
カンブリア紀によく見られた生物で、バージェス動物群
では パプロフレンティスが知られています。




★このページは「古世界の住人」の一部です。
検索などで来られた方は トップページへどうぞ。