ヘテロドントサウルス
属名(Heterodontosaurus ) 中国名(異歯龍)
分類 恐竜・鳥盤目・鳥脚亜目・ヘテロドントサウルス科
生息年代 ジュラ紀前期
生息地域 南アフリカ
全長 120cm
初期の原始的な鳥竜(鳥脚類)です。
(最近での系統的位置づけは トリケラトプスなどの角竜や
パキケファロサウルスなどの堅頭竜を含む周飾頭類の祖先、
あるいは堅頭類に含める分類であるといわれています。)

典型的な植物食恐竜は歯のないクチバシを持ち、植物を
噛み砕く頬歯はほとんど同じ形であったのに対し、
このヘテロドントサウルスは哺乳類に似た3種類の形の
違う歯をもっていた。上アゴの切歯は下アゴの歯のない
クチバシと噛みあい、歯冠の高い頬歯は植物を噛み潰し、
最も目立つ犬歯状の歯は敵を威嚇するためのもの、また、
オス同士のリーダー争いに使われたかもしれません。
この犬歯状の歯を持っていない個体もいて、これは
メスと考えられています。

ブログ記事(鳥盤竜恐竜に初の羽毛恐竜)




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