ハダカカメガイ(クリオネ)
  学名( Clione limacina ) 英名( sea angel ) 

分類 軟体動物門・腹足綱・裸殻翼足目・ハダカカメガイ(クリオネ)科
生息地域 北極海、北西太平洋、北大西洋の寒流域
全長 1〜3cm
巻貝の仲間ですが、成長すると貝殻を失い、翼足を羽ばたかせて
遊泳します。流氷の下で遊泳するそのファンタジックな姿から
「流氷の天使」「氷の妖精」とも呼ばれて、お馴染みの生き物です。
プランクトンとして生きている本種は幼年期に植物プランクトンを
食べますが、成長すると肉食性を示すようになり、流氷の天使と
呼ばれる本種が豹変するかのように頭部から「バッカルコーン」と
呼ばれる禍々しい6本の触手を伸ばし、獲物を捕食します。




★このページは「古世界の住人」の一部です。
検索などで来られた方は トップページへどうぞ。