フォークランドオオカミ  学名(Dusicyon australis

分類 哺乳類・食肉目(ネコ目)・イヌ科
生息年代 第四紀(1876年絶滅)
生息地域 南アメリカ(フォークランド諸島)
体長 90〜100cm
フォークランドオオカミは南米大陸から500kmも離れた
フォークランド諸島に生息していました。なぜ、このような
離れ小島にオオカミがいるのかは、様々な説がありますが、
その昔、氷河期で海の水位が下がり、南米大陸と陸続きであった
と考えられています。
頭蓋骨や歯の特徴はイヌ属に近いが、オオカミではなく
キツネ類になるそうです。
海鳥やアザラシの子供、ペンギンなどを襲うフォークランド諸島
唯一の肉食動物です。まわりに敵がいないのか警戒心がなく、
人間を恐れなかったようです。この諸島に人間が移入してからは
フォークランドオオカミの毛皮が賞金にかけられたり、移民が
連れてきた家畜のヒツジに害を与えるという理由から毒入りエサ
や銃で「オオカミ狩り」が行われ、急速に絶滅の道を歩みました。




★このページは「古世界の住人」の一部です。
検索などで来られた方は トップページへどうぞ。