フェナコドゥス  属名(Phenacodus ) 
分類 哺乳類・顆節目・フェナコドゥス科
生息年代 古第三紀(暁新世後期〜始新世中期)
生息地域 北アメリカ、ヨーロッパ
体長 1,2〜1,7m
顆節類という最も原始的な蹄(ひづめ)を持つ哺乳動物で
その中では最もよく知られた動物です。
顆節類はウシなどの偶蹄類やウマなどの奇蹄類など
様々な有蹄動物の祖先グループであると考えられています。
このフェナコドゥスは古いウマの祖先ともいわれており、
足の指は5本指で、それぞれに蹄がありました。足の外側の指は小さく、
ほとんど中央の3本の指で体重を支えており、初期のウマなどに
似た特徴がありましたが、足はしなやかで、ウマのように固い足は
していないことから、走るための特殊化はしていませんでした。




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