エレファントサウルス  属名(Elephantosaurus ) 

分類
Classification
単弓類・獣弓目・異歯亜目
Synapsida, Therapsida, Anomodontia
生息年代
Fossil range
三畳紀後期
Silurian
生息地域
Habitat
ロシア
Russia
全長 Body length 8m
リストロサウルスプラケリアス など角質のクチバシをもち
上顎に長く伸びた2本の牙が特徴のディキノドン類の仲間です。
ディキノドン類はペルム紀中期に現れ、その後のペルム紀末の
大量絶滅期にわずかに生き残り、大型植物食動物の空いた生態的地位
を埋めるように大型化した種が現れました。その中でもっとも
大型に成長したのがこのエレファントサウルスで、化石は部分的な
頭骨しか発見されていませんが、頭の大きさは1m、体長は推定で
8mもあったといわれる最大のディキノドン類です。
やがて三畳紀末の大量絶滅期がおとずれ、エレファントサウルスなど
の大型ディキノドンは絶え、その後の大型植物食動物は恐竜である
竜脚類にとってかわったといわれています。




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