エメラルドゴキブリバチ 学名(Ampulex compressa ) 英名(Jewel wasp ) |
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分類 | 節足動物・昆虫綱・膜翅目・ハチ亜目・セナガアナバチ科 |
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生息地域 | 南アジア、アフリカ、太平洋諸島などの熱帯地域 |
全長 | 2cm |
金属光沢のあるエメラルドの体色からジュエルワプス(宝石蜂)と 呼ばれていますが、その美しい外見とは違い、ゴキブリに寄生するハチです。 寄生といっても、そのやり方は巧妙かつ、たいへん手が込んでおり、 ゴキブリの胸部神経を毒針で刺し、麻痺をさせたところで、脳内の 逃避反応をつかさどる部位に正確に2度目の毒針を刺します。 逃避反応が機能しないゴキブリは意のままに操れるようになり、 エメラルドゴキブリバチに触覚を引っ張られて、そのまま巣穴まで 誘導され、腹部に卵を産み付けられます。ゴキブリの腹部で孵化した エメラルドゴキブリバチの幼虫はゴキブリの腹部の中を死なない程度に 貪り食い続けて、サナギとなり、成虫になってゴキブリの体内から 出て寄生生活を終えます。 |
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