ダーウィニウス 学名(Darwinius masillae ) | |
分類 | 哺乳類・霊長目・ノタルクトゥス科 |
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生息年代 | 古第三紀(始新世中期) |
生息地域 | ヨーロッパ(ドイツ) |
体長 | 24cm(尾を含めた長さ58cm) |
4700万年前に生息していた
原猿類のキツネザルに似た、 初期の霊長類です。 化石はドイツの「メッセル・ピット」で発掘され、 「Ida(イダ)」と名づけられたこの化石は保存状態が良好で 体毛や軟組織の構造だけでなく、果実や種子、葉など 消化器官の内容物までわかり、草食傾向が強かったようです。 その姿は原猿類キツネザルに似ていますが、鉤爪ではなく 平らなツメが生えた指先や、比較的短い手足など他の霊長類に ある特徴もうかがえることから、原猿類とヒトやサルなどの 高等霊長類の間にある進化上の空白を埋める種だと 考えられています。 |
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