ブラキオサウルス
 学名(Brachiosaurus altithorax)  中国名(腕龍)

分類 恐竜・竜盤目・竜脚亜目・竜脚下目・ブラキオサウルス科
生息年代 ジュラ紀後期
生息地域 北アメリカ
全長 25m
ブラキオサウルスとは「腕トカゲ」という意味で、前足が長いのが
特徴です。そのため背中の傾斜が後方になるにつれて低くなってい
ました。これは竜脚類(カミナリ竜)では異例のことであり、最初
は学者が前足の上腕骨と後足の大腿骨を間違えたほどです。
頭部は後ろの高いところに鼻孔があり、そのため呼吸はしながら
木の葉などを食べても、木の葉が鼻孔に入ったりすることはなかった
と考えられます。歯はスプーン型で、植物の葉を食いちぎり、
そのまま丸呑みしていました。丸呑みしたものは胃のなかの胃石で
消化を助けたといわれています。
アフリカのタンザニアにもブラキオサウルスの化石は発見されましたが、
この化石はブラキオサウルスとは別属と考えられ、「 ギラッファティタン」と
呼ばれています。


本種のアルティソラックス種とギラッファティタンと
改名されたブランカイ種の頭骨

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