ブラジルサシガメ 学名( Triatoma infestans ) | |
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分類 | 節足動物門・昆虫綱・カメムシ目・サシガメ科 |
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生息地域 | ブラジル |
全長 | 3,5cm |
悪臭を放つことで知られるカメムシの仲間です。カメムシの大半は 植物の汁を吸って生きていますが、このブラジルサシガメはヒトを 含む脊椎動物の血液を吸う吸血昆虫です。 中南米の風土病「シャーガス病」を媒介する昆虫ともいわれ、 シャーガス病を引き起こす寄生虫、原虫トリパソノーマが 糞の中に含まれ、吸血の刺し傷から侵入して感染するようです。 寄生虫は心臓の筋肉にまで侵入し、最悪のケースで急性心不全に いたることもあるようです。自覚症状があまりないため、輸血や 母子感染などで、日本でも病原体が拡散される恐れもあります。 |
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