ビエンモドキ(尾猿擬)

(イラスト / 川崎悟司  )
分類 哺乳綱・後獣下綱・尾行目・尾手下目・ビエンソ科
生息年代 5000万年後
生息地域 南アメリカの森林地帯
全長 120cm
尾を発達させた尾行類。その中で、完全に樹上生活に
適応した「猿」の様な生態を持つ。
彼等は体の2倍近くの長さの尾を持っている。
この尾の先は手の様になっており、枝の上を移動したり果実を
掴んだりと様々な面で正に手の役割として使用されている。
基本的に果実・昆虫・木の葉や芽と何でも食べる。後足は
退化しているが前足はどちらかと言うと進化傾向にあって
祖先より指が長くなり、物を掴むのには大変適し掴んだ物は
ガッチリ掴み離さない。
つまり猿のニッチに収まったネズミ、といった様な生物なのだ。

(解説 / 渚サイモン白虎 )




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