アルティオ (ロエトキオン・ギガンティウス ) | |
(イラスト / 中華的熊猫 ) |
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分類 | 哺乳類・食肉目・ロエトキオン科 |
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生息年代 | 500万〜700万年後 |
生息地域 | 南米、北米の半砂漠地帯 |
全長 | 280cm |
森林の後退、砂漠や草原の規模拡大により、多くの樹上性動物が 絶滅及び新たなる進化を遂げざるを得なくなった。 このアルティオもそのひとつで、樹上性のアライグマ類 (ハナジロハナグマ)から進化した地上性の動物である。 外敵の戦意を喪失させるような巨体の持ち主で、植物食が強い雑食性。 昆虫や小動物の他、砂漠に自生するある種のグラスツリー(木化草本類) の葉や実、砂漠のカブ類を好んで食べる。 性質はおとなしいが、外敵に対しては爪と牙を用いて果敢に戦う。 肉食性→強植物食の雑食性と言うその進化のプロセスは、 現生の ジャイアントパンダにも通じるものがあるが、 ジャイアントパンダのような種子骨を指の補助にさせるような進化は、 アルティオには見られない。その代わり彼等は物を掴むのに適した、 拇指対向性を示す5本指の前脚を持っている。 (解説 / 中華的熊猫 ) |