アルクトテリウム(南米ジャイアントショートフェイスベア)
 学名(Arctotherium angustidens ) 

分類
Classification
哺乳類・食肉目・クマ科
Mammalia, Carnivora, Ursidae
生息年代
Fossil range
第四紀(更新世)
Quatemary(Pleistocene)
生息地域
Habitat
南アメリカ(アルゼンチン)
South America (Argentina)
体高 Body length 1,7m
従来、史上最大のクマはかつて北アメリカのアラスカに生息した
アルクトドゥス(北米ジャイアントショートフェイスベア)でしたが、
新しい発見により200万年〜50万年前の南アメリカにさらに
巨体なクマが生息していたようで、南米ジャイアントショートフェイスベア
と呼ばれています。発見された上腕骨(長さ62cm、幅9cm)は
ゾウのものとほぼ同じ大きさで、立ち上がったときの頭の高さは
3m50cmもあり、体重は1,6トンと サイの平均体重にもなった
と推測されています。
アルクトテリウムは5種ほど知られていますが、もっとも体の大きい
本種はもっとも古い時代に生息し、肉食性が強かったといわれ、
獲物の豊富な南アメリカで肉食動物としてひとり勝ちだったが、
新たな肉食動物が現れてようになってから、次第に小型化、雑食性に
移行していったといわれています。




★このページは「古世界の住人」の一部です。
検索などで来られた方は トップページへどうぞ。