アングラット

( イラスト / 熊猫堂 )
分類 哺乳綱・齧歯目・ネズミ科・スナドリネズミ亜科
生息年代 5000万年後
生息地域 アジア東南部の海岸地帯
体長 20cm(尾の長さも同程度)
カニ等の甲殻類を食べる事に特殊化した齧歯類。
ドブネズミ等の“家ネズミ”から進化したと考えられる。
干潟に単独で棲息し、カニ穴を見つけると前脚の巨大なツメで掘り下げ、
筆状に毛が密集した自分の尾を差し込む。
そして、カニが尾を鋏脚で挟むが早いか尻尾を穴から引き摺り出し、
カニを「釣り上げ」て捕食する。
後脚の指の間に密集した毛を持ち、泳ぎが巧み。
繁殖形態等の習性は現存のネズミに似るが、子供の出産数は
平均3〜5頭と現存種より少ない。

( 解説 / 熊猫堂 )




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