アンブロケタス
 属名(Ambulocetus ) 中国名(走鯨)
分類 哺乳類・クジラ目・プロトケタス科
生息年代 古第三紀(始新世前期)
生息地域 パキスタン
全長 3m
5000万年〜4900万年前に生息した原始クジラの仲間です。
アンブロケタスとは「泳ぎ歩くクジラ」という意味で、淡水や海に
生息していた初期のクジラ類で陸地を歩くことも泳ぐこともできる
半水棲の生活をしていました。かなりの強力な捕食動物でワニの
ような頭蓋をもち、その頭蓋は獲物の大型哺乳類の格闘にも耐える
など頑丈なものでした。目は頭の上の方にあり、水面に目を出して
水辺にいる獲物をワニのように襲ったと考えられています。

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