アメリカバイソン(バッファロー)  学名(Bison bison

分類 哺乳類・偶蹄目・反芻亜目・ウシ科
生息地域 北アメリカ
体長 380cm
バッファローという名で親しまれ、またアメリカヤギュウとも
呼ばれています。アメリカバイソンはかつて6000万頭もいました。
北米でよく見かける動物だったことでしょう。北米大陸の先住民である
インディアン(ネイティブアメリカン)にとってこのバイソンから
あらゆる生活必需品を得ていました。肉と内臓は「食料」になり、
毛皮は「衣服」や「テント」、角はコップやスプーンに、そして
胃袋は「鍋」として利用されました。彼らにとってバイソンは
必要不可欠で「走る百貨店」と呼ばれるようになりました。
インディアンたちはそんな大切なバイソンを必要以上に殺したり
はしませんでした。しかし17世紀になって、ヨーロッパから
やってきた人間によって肉や皮を利用するために乱獲され、野生では
250頭まで減り、絶滅寸前にまでなりました。
現在では手厚く保護され、25万頭以上に回復しました。




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