アフロチョウ

(イラスト / 川崎悟司  )
分類 鳥類・カモ目・アフロガモ科
生息年代 500万年後
生息地域 ヨーロッパ(氷原地帯)
全長 120cm(アフロヘア除く)
翼は退化しているため飛ぶことができない鳥類です。
氷原地帯に生息しているため、脚の先まで羽毛が密集
しており、寒さに強い体になっています。
最も大きな特徴はオスの頭にある立派なアフロヘアです。
これはメスへの性的アピールであり、大きなアフロほど
よくメスにモテます。これはアフロヘアがヒナを育てる
巣のかわりになるため、アフロヘアが大きいとたくさんの
ヒナを育てることができるためと考えられています。
メスはオスのアフロヘアに産卵します。産まれた卵は抱卵
されませんが、オスのアフロヘアの中はとても暖かく
抱卵する必要はありません。孵ったヒナは巣立つまで
アフロヘアの中で過ごします。
寒さがさらに厳しくなる頃にはヒナたちは巣立ちをし
オスたちは巣の役割を終えたアフロヘアに水分を含ませ凍らせ
ます。凍ったアフロヘアは強力なハンマーとなり、交尾相手の
メスをめぐってオス同士でアフロハンマーで頭突き合います。
その闘いはどちらかのアフロヘアがもげるまで続きます。

(解説 / 川崎悟司 )