ウミモリ

( イラスト / 川崎悟司 )
分類 哺乳類・翼手目・ウミモリ科
生息年代 5000万年後
生息地域
全長 50cm〜200cm
翼手目は現生哺乳類の実に1/4を占め、齧歯目に次ぐ大グループ
であり、未来世界においても ナッハツェーラ セイルバット
ヒラオミズオオコウモリ ウルフバット ネルンボニクテリスなど
樹上に、陸上に、水中に、様々な進化種が認められる。
ウミモリは海中に進出した翼手目で、甲羅のないウミガメのような
形状をしている。翼手は強力なフリッパーに進化したが、先祖の
名残できれいに折りたためる。後足は退化し、岩場などで身体を
支えるのみの蹴爪と化した。超音波を使い、イルカと同等の
コミュニケーション・捕食能力があり、イカや魚を食べる。
沿岸部で群れで暮らす小型種と大洋を回遊する大型種が
認められる。出産、子育ては岩場や砂浜で行われる。
コウモリはかつて「かわほり」と呼ばれ、扇の古語でもあった。
川守り、蚊屠り、蚊を欲り、から転じたとされるが、
音変化的には翼手に由来する皮張りか皮振りが妥当という。
ここでは俗説の川守りから転じて、「海守り」と名づけられた。

( 解説 / TENNS )

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