ショートフェイスベア
 学名(Arctodus simus yukonensis ) 英名(Giant short-faced bear)
分類 哺乳類・食肉目(ネコ目)・クマ科
生息年代 第四紀
生息地域 北アメリカ(アラスカ、カナダ)
体長 3m
氷河期時代の北アメリカ大陸での最大の肉食動物です。
そのクマは立ち上がると高さ340cmにもなる巨体です。
他のクマと比べ、4本の足は長く、特に後足は異様に長く
細かったそうです。一見スリムな体格で巨体のわりに
敏捷に走れたと思われます。歯の形状からも肉食傾向が強いと
考えられ、 ラクダ バイソン、ウマなどの大型草食獣を襲う
かなりの捕食者と思われます。さらに広い頬骨とそれに
繋がる筋肉が発達しており、獲物の骨を噛み砕くほどの
強力なアゴも持っていました。
ショートフェイスベアは名前の通り頭骨が鼻面が短く、
幅が広くなっており、クマというよりネコ科の動物に
近い形質をもっています。このことから現代、アンデス山脈に
生息する現生の メガネグマに近縁だと言われています。

ブログ記事(知られざる氷河期の肉食獣)

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