サバクジラ

(イラスト / ひろうす  )
分類 爬虫類・ワニ目・クロコダイル科
生息年代 1億年後
生息地域 アフリカ砂漠地帯
全長 120cm
砂漠地帯でもまれに大雨が降り、一時的にたまり水のできる
地帯では休眠していた魚類、プランクトン、カエル等が雨季
に目覚めて短い期間に活発に活動するが、サバクジラは
その時大量の小動物を細い歯で濾して集め食べるコビトワニ
から進化した生物。
古代生物の ストマトスクスに似た濾過食の水棲ワニを経て
より水棲に体型が移行し、後ろ足は退化している。
また、皮膚は平滑になり水中地中での抵抗が少ない
名前の由来は頭部がヒゲクジラに似ているため。
雨の降らない時は砂の中深くもぐり、肺魚のように
粘液で繭を作り、時には数年も休眠する。
休眠に入る直前に繭の中で耐久卵を産み、親は卵とともに
眠るが次の雨で孵化した子供は親とともに水中に泳ぎ出る。
そのため、半分ほどは自分の親に食べられてしまう。
生存には砂漠といえどもある程度の水量が必要なため
乾燥化に伴い一億三千万年後ほどには絶滅する種族である。

(解説 / ひろうす )

恐竜 化石
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