レッドヘッドスクイド

(イラスト / ※ポロリ※  )
分類 軟体動物門・頭足綱・ヨツアシスクイド類
生息年代 2億年後
生息地域 オーストラリア
体長 100〜130cm
左がオスで右がメス。
乾燥した大地を走る事に特化したテラスクイドの一種。
もっとも優位のオスをリーダーに、10〜20頭の群れを
作って暮らす。
進化の過程で、第一肢と第三肢がヒヅメを持った脚になり、
第二肢と第四肢は重くなった腸や輸卵管を支えたり、
交接腕として使用する。
角型に硬く変化した蝕腕はオスの方が若干大きく出来ており、
頭部の盾や赤い顔と組み合わせて、オス同士のケンカや群れ
を襲う生き物を追い払うのに利用する。
心臓はエラ心臓を含め3つあるため、かなりの長い期間
走り続けることができる。
食物は主に地面に生える植物の葉や根で、偶蹄類の反芻に似て、
一度口に入れた食物はまず唾液腺の変化した擬似胃に詰め込ん
でおき、その後ゆっくり歯舌ですり潰してから本物の胃へと送る。
これによって食道の周りにある脳を傷付けずに、安全に喉を
通るようにしている。
子供は卵ではなく、輸卵管の変化した擬似子宮から毎年2頭ずつ産む。
漏斗はアゴの下に付いており、出産や排泄、息を吐く以外に、
震わして吠える事もできる。
息を吸うのは角の後ろの隙間で行い、砂埃が入らないように開閉できる。

(解説 / ※ポロリ※ )

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