ラリゴ

(イラスト / 川崎悟司  )
分類 哺乳類・霊長目・狭鼻猿亜目・ショウジョウ科
生息年代 500万年後
生息地域 アフリカ
全長 120〜150cm
500万年後の世界は寒冷化が進み、かつてアフリカの
熱帯雨林だった場所は開けた草原に変貌していました。
このラリゴは人類時代に熱帯林に生息していた ゴリラの子孫です。
ゴリラたちは獲物を追う、敵から逃げるのに草原になった土地で
走る機会が多くなり、後足より長い腕で地面を蹴るようになりました。
しだいに後足が退化し、ちょうど逆立ちをしたような格好になりました。
このラリゴは発達した腕で時速80kmも走るといわれています。
また、頭の上に位置する肛門のまわりの筋肉はかなり強力で
肛門からガスを出す時、その筋肉で肛門を絞り、圧力をかけて、
エアガンのようにガスを飛ばします。これを敵に当てて怯ませます。
またなかには、ガスとともにまちがって糞を出してしまう個体もおり、
それは強力な弾丸かつ精神的ダメージを与えます。
ちなみにその弾丸は423mも飛んだという記録があります。

(解説 / 川崎悟司 )

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