オオタマジャクジラ

(イラスト / UME  )
分類 両生類・無尾目・ウミオタマ科
生息年代 2億年後
生息地域
全長 15m
カエルの幼生がネオテニー(幼形成塾)し、海で大型化した種。
大量絶滅期、この種の祖先の生息地域ではほとんどの淡水生物が絶滅。
冬眠、夏眠で生き延びたカエルの仲間が淡水を独占しました。
そのうちのネオテニー個体が海水域まで生息域を拡げ、
プランクトンイーターとして大型化したものです。
海洋性の硬骨魚同様、水分を多く取り入れ、発達した腎臓で塩分の
排出をし、体内の浸透圧を調整しています。
繁殖方法は魚類のように大量の卵と精子をばらまきます。
卵の数は現在の マンボウ並み、3〜7億個におよびます。
生涯エラ呼吸、手足も全くなくなったので、ほとんど魚類に
先祖帰りしたと言えるでしょう。

(解説 / UME )

恐竜 化石
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