ニクモドキ

(イラスト原案 / 粘菌好き  )
(イラスト / 川崎悟司  )
分類 両生類・無尾目・チスイガエル科
生息年代 1億年後
生息地域 ユーラシア全土(まれにオーストラリア)
全長 1cm足らず
とにかく宿主を探して一生懸命な生物。カエルの一種が進化した姿。
体がちいさすぎるため、しっかりとした骨はなく、足の部分に固め
の軟骨と、口の代わりに針がある。
この生物は意外と知能は高く宿主を見つけると、とっさに近寄って
足に飛び乗り、頭まで行って口の針を刺す。足が吸盤のようになって
いるため、獲物からほとんど落ちることはない。
吸血することで養分を得るようになったため、内臓のほとんどが退化
している。そのため、腹に麻薬を持ち、口の針から分泌して中毒に
なった宿主が死ぬまで護身用兼養分摂取用として使い、宿主が
死んだ後、宿主の死体に卵を産み付けて、腹部や脚部などの比較的
食べられやすい部位で新しい宿主が来るのを待ち、死肉を求めて
やってきた個体に寄生する。
なお、ニクモドキの名は、見た目が肉に似ていることから
つけられています。

(解説 / 粘菌好き )

恐竜 化石
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