キロテリウム  属名( Chilotherium

分類 哺乳類・奇蹄目(ウマ目)・サイ科
生息時代 新第三紀(中新世後期〜鮮新世)
生息地域 アジア、ヨーロッパ、北アメリカ
体長 2〜3m
第三紀の中頃(2000万年前)には、草原が広がっていき、草原で草を
食べるサイが登場しました。その中の1つにこのキロテリウムがいました。
今のサイのような武器らしい角をもっていませんが、下アゴの切歯(前歯)
が前方に突き出ていることが特徴で、これが武器の役割をしていたと
いわれています。またこの前方に突き出た切歯を使って地中の植物の
根や茎を掘り起こして食べていたとも考えられています。
キロテリウムの分布域はアジア、ヨーロッパ、北米と広く、日本でも
化石が発見されており、岐阜県可児郡で発見された化石には「カニサイ」。
岩手県一戸町の化石には「イチノヘサイ」と呼ばれています。

恐竜 化石
ティラノサウルス・恐竜なら化石セブン




★このページは「古世界の住人」の一部です。
検索などで来られた方は トップページへどうぞ。