ジャンピングスネーク

(イラスト / 川崎悟司  )
分類 爬虫類・有鱗目・クサリヘビ科・ジャンピングスネーク亜科
生息年代 5000万年後
生息地域 アフリカの砂漠
全長 4m
横向きに移動することで知られる現代のクサリヘビや
ガラガラヘビの子孫。外見はその祖先とはかなり変わってしまった。
その首はムチのように細くよく曲がる。また、尾も同じように細く、
くるくると巻かれている。
太いのは体の3分の1程度だけで、この部分は移動に使われ、
他の細い部分はたいてい地面から離れている。
砂漠に住む哺乳類や爬虫類などを食べ、そのとらえ方も独特で、
普段はぐぐっと縮んだような格好でいるが、獲物が通りかかると
バネのように勢いよく伸び上がり獲物に食らいつく。
(この姿がジャンプしているように見えるのでこの名が付いた。
しかし実際は飛び上がってはいないことが多い。)
獲物が大きいときは細くても強じんな首や尾で獲物を巻き付き、
最大の武器の毒を持つ牙で麻痺させる。
胴体だけを交互に左右に曲げて、這うように進むため動きが遅いが、
繁殖の時ぐらいしか移動しないのでたいした問題ではない。

(解説 / 自然派 )

恐竜 化石
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