ディペダルステル

(イラスト原案 / ブラックドラ  )
(イラスト / 川崎悟司  )
分類 棘皮動物門・新星型類・有動目・シュリュウモドキ亜目
生息年代 2億年後
生息地域 オーストラリアの草原地帯
全長 15cm
陸上に進出した ヒトデの子孫の1種です。
昆虫など小生物を捕食するよう進化した新星型類で、
足のように見える二本の部分はかつての腕が変貌したものです。
その先っぽは三本に別れていて、角質化しています。
これは体を支えるためにあります。
残りの3本の腕は頭部のような体前部に移動し、小型化しました。
口もこの部位に移動しました。体の背面にあたる場所が後部へ
長く伸び、体のバランスをとるようになっています。
祖先の ヒトデにあった移動のため小さな「管足」は微弱な空気の
振動をキャッチできる感覚毛の役割を果たし器官となり、
それで獲物の動きを感知すると、飛びかかり、捕食するのです。

(解説 / ブラックドラ、オパビニマニアJ )




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